
今回紹介するのは、私が定石ともしているパターンです。ポンド円においては今回紹介するチャートパターンが度々起こるので、是非ご参考にして頂ければと思います。
雲上から雲下に抜けて、2回めの戻りを狙ったトレードです。
170.789で売り指値がヒットしました。エントリー後、直ぐに下落が始まりました。
その後は戻りがないまま、そのままツナギの一部利食いの指値に刺さり、安値を更新して更に続落していきました。
このように雲上から雲下に抜けた後には、一度雲まで戻ってから大きな下落が起こりやすいのです!
169円台半ばで下落から反発して戻してきました。金曜日ということもあり、週の持ち越しは嫌なので、下値で反発したポイントで残りを利食ってポジションクローズしました。
170.789S
→170.177 +61.2pips @3
→169.716 +107.3pips @2
今日の格言は、
「雲上から雲下に抜けた後は雲まで戻って大下落」
もちろんこれはポンド円で頻繁に見られる特徴で、他の通貨ペアではこうなるとは言い切れませんのでご注意下さい。
これを知っているか知らないかでポンド円の儲けには大きな差が出てきます。
また、雲下に抜けてすぐにショートを入らないということもミソです。
上で挙げた格言は絶対ではありません。FXにおいて100%勝てる方法はないというのと同じです。雲上から雲下抜けしても、それがダマシで直ぐに雲上に戻ることもあるのです。加えてレンジ相場(持ち合い相場)の時にはこの定石は使えません。
ただ、例え雲上から雲下に抜けた後、予想に反して急騰してきたとしても、一旦雲まで待って入ったショートの場合は損切り幅が小さく、損失を抑えることができます。片や雲下抜け後に直ぐショートエントリーしてしまって急騰してきた際には、雲まで待った場合に比べて損失が大きくなります。予想通り大下落が起きた場合も、雲まで待ったほうが得られる利益は大きくなります。
FXでは損失を少なくして、得られる利益を大きくする事が儲けるための唯一の道です。なので雲下に抜けても必ず雲まで待つ方が稼げます。
ただし、雲下に抜けて、戻りがないまま大下落というケースもあります。
そういったパターンの時は、、、
諦めましょう!(笑)
相場に終わりはありません。1つや2つチャンスを逃しても、FXに臨んでいる限り再び儲けるチャンスは巡ってきます。それより無駄に大きなリスクを背負うことの方が、FXではご法度だと思います。
ポンド円における今回のパターンは度々巡ってくるので、ぜひぜひ覚えておいてみて下さい!