
“FXで最強のテクニカルは節目である”
FXでは節目では価格変動が反発しやすくなります。そしてこれは他のテクニカルのポイントが重なれば重なる程、反発する可能性は高くなります。
今回紹介するトレードは節目と他のテクニカルが重なったポイントでエントリーをしたものです。
一目均衡表の雲上で、節目と基準線を頼りにしたポンド円のロングです。テクニカルは重なる程強くなるんです。
節目と一目均衡表・基準線が重なって持ち合いの下値を支えています。一目均衡表の基準線、転換線もテクニカルの一つで、このラインに価格がぶつかると反発すこともあります。ただ反発する可能性は得てして低く、基準線や転換線だけを頼りにトレードしているとそのうちに負けます。今回は節目と重なったためにエントリーをしました。
エントリー後は間を置かないまま、一気に吹き上げて分割にした2つの利食い指値を抜いてくれました。
182.667L @10
→183.234 +56.7pips @5
→183.976 +130.9pips @5
ここで見て欲しいのは利食いポイントです。上のチャート写真では、一発目のツナギの利食い(183.234)は、何故ここで利確したのか分かりやすいと思います。
しかし、2発目の利食いは何故ここで?となるのではないでしょうか。その根拠は下のチャート写真を御覧ください。
このようにしっかりと節目を捉えています。2発目の利食いを入れてから、上げの勢いも弱まっています。
FX投資では節目がよく効きます。これは何度もこのブログで紹介していますが、特にポンド円は他の通貨に比べても節目が有効だと思います。節目を最優先にトレードを行っていることが、私がポンド円に絞って投資をしている理由でもあります。
何故節目がよく効くのか?何故節目で反発するのか?
これは多くのトレーダーがここに注目しているからだと思います。上のチャート写真、利食いをした後に上げの勢いが弱まり揉み合いになっています。これは、
・ロングポジションを持っていたトレーダーが一斉に節目で利食いを入れた
・逆張りを狙っていたトレーダーが節目でショートを入れた
という事が起因してではないでしょうか。
このことからもやはり節目は最も多くのトレーダーが注目をしていて、最重要のテクニカルだということがお分かりいただけるのではないかと思います。