6月24日から1週間の相場の値動き予測とトレード戦略を書いていきます。
来週のトレードに取り組む上でご参考にして頂ければ幸いです。
6月24日週の注目のポイント
来週1週間は注意すべき経済指標の発表や選挙などのイベントはありません。
以下のポイントを注視しながら、テクニカル的に分析・トレードを行っていこうと考えています。
- 英国のEU離脱交渉
想定されていなかった経済リスクが生じる可能性があります。新たなブラック・スワンの到来があるとしたら、ここが原因となりそうなので、日々のニュースをチェックするようにしましょう。 - トランプ大統領の動向
トランプ大統領とコミー氏の発言が相場に与える影響は日々小さくなっていると感じていますが、ロシアゲートの問題は未だに解決していません。ここでも意外な事実が発覚して、トランプ政権に影響を与えるようであれば、相場は大きく崩れるかもです。 - 欧米を中心に頻発するテロ
ISによるテロ事件が欧米で頻発しています。起きてほしくはないのですが、常にその脅威にさらされていて、それが相場に大きな影響を与えることも把握しておきましょう。 - 北朝鮮の動向
一時の緊張は緩和された印象ですが(トランプ大統領がそれどころじゃない問題の影響と考えています)、依然として北朝鮮の動向には注視が必要です。トランプ大統領がロシアゲート問題の対応に追われる中で、北朝鮮はミサイル発射実験を繰り返しています。北朝鮮動向が為替に大きな影響を与える可能性は十分に秘めているのです。
6月24日週のトレード戦略
ここからはテクニカル的に相場を分析しての、トレード戦略を書いていきます。
ポンド円トレード戦略
日足チャートでSMA200(200日移動平均線)を薄い緑色で表示させてみました。
先週末に一目均衡表の雲下に出てきましたが、SMA200の下割れは回避しています。ここを割らない限り、下落トレンドとは言い難い気がしています。
もっとも上で書いたようにイギリスのEU離脱交渉の行方次第でここを割る可能性も十二分に考えられます。
1時間足では下値を切り上げ、堅調に伸びてきています。6月21日の高値である、141.745を金曜日にブレイクしているので、ロング目線で考えていきたいです。
イギリスのEU離脱交渉に伴う思わぬ「爆弾はいつ出てくるのか」また「いつ爆発するのか」「爆発しないのか」は現時点では誰にも分からないので、これありきでトレードするというより、爆弾が爆発しても生き残るということが重要です。
爆弾が爆発してもいいように枚数やストップなどリスク・コントロールを行いながら、テクニカルに忠実にトレードしていきます。
ポンド円のトレード戦略をまとめると、
- ロング目線
- ストップは雲下
- 節目、節目でツナギを入れる
という戦略で行こうと思います。
豪ドルからビットコインへ転換
次週より豪ドル円のトレードは取りやめます。
代わりにビットコインのトレードを行っていきます。
とは言え、ビットコインに関してはまだまだ素人。投入資金は最小限で小ロットの取引を行っていきます。
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