6月5日からの1週間の相場の動きとトレード戦略を書いていきます。
6月5日週の注目のポイント
先週から引き続きファンダメンタルズ的に最重要ポイントはロシアゲート関連です。
昨年のアメリカ大統領選挙時にロシア政府が介入を働いたという疑惑について、アメリカ上下院によるトランプ大統領への追求が本格化しました。
最悪の場合はトランプ大統領が弾劾or辞任となる可能性もあり、そうなった場合にはトランプ大統領の経済政策に期待していた投資マネーが引き上げられることも考えられるため、FX相場にも多大な影響が及ぼされるでしょう。
日々の動向から目が離せないのですが、その中でも注意が必要なのは6月8日木曜日!
コミー前FBI長官による上院での議会証言が行われます。
コミー前FBI長官はロシアゲートの捜査における中心人物で、トランプ大統領が5月9日にFBI長官を解任しました。その解任理由について「ロシアゲートにおける捜査ではないか?」と取り沙汰されています。
そのコミー前FBI長官が「トランプ大統領による政治的圧力や司法妨害があったのか否か」について、証言を行うのが6月8日木曜日なのです!
場合によってはトランプ大統領に瀕死の一撃を食らわす爆弾証言が出て来る可能性もあり、FX相場的にも目が離せないイベントなのです。
米上院情報特別委員会によるコミー前FBI長官議会証言は、日本時間では6月8日23時頃から予定されています。
それ以外にも6月8日は重要イベントが目白押しです。
- ECB(ヨーロッパ中央銀行)理事会
- 英総選挙
- 米下院監視委員会が課すロシアゲート関連資料の提出期限
6月8日木曜日はブラックチューズデイになる可能性も秘めているので、欧州市場が参入する前にはポジション整理を心がけたいです。
ポンド円の相場予想&トレード戦略
先週の相場予測でも書いたようにフィボナッチの50.0%で下落が止まり(ちょっとオーバーシュートしましたが、、、)、SMA50、SMA100もサポートの役目を果たしています。
テクニカル的に調整の下落は終わってここから上昇気流かなと思っていましたが、米雇用統計の結果を受けて一気に下落しました。
ロングを持っていたのですが、雇用統計前にポジションを整理しました。
雇用統計でこれだけ相場が動くのは久々ですね。雇用統計後の急騰、急落は「行って来い」が基本。雲下に抜けている状況ですが、143円台くらいまでは戻すのではないかと予想しています。
月曜日は窓開け次第ですが、SMA50辺りを目安にショートを建てようと考えています。
上に書いたように、重要イベント目白押しの6月8日木曜日までにはポジション整理を行っておきたいところです・・・
豪ドル円の相場予測&トレード戦略
様子見、以上です(笑)
チャートを見るとキレイに下落トレンドが出ています。
このトレンドが終了するまでは手は出せないですね。
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