5月最終週の相場の動き、そしてトレード戦略を書いていきます。
5月29日週の注目のポイント:ロシアゲート疑惑
5月29日週の最大の注目ポイントはロシアゲート疑惑でしょう。
ロシアゲート疑惑とは、「昨年のアメリカ大統領選挙において、ロシア政府がトランプ氏が有利になるように介入を働いた可能性がある」というものです。
これは現段階ではまだ疑惑で、明らかになった事実ではありません。
現在トランプ大統領は外遊中で、本格的な疑惑追求は5月29日週になると予想されています。
もしこれがロシアゲートが事実なら、トランプ大統領は弾劾され失職することになるでしょう。そうなると、トランプ大統領の経済政策に期待をしていた投資資金が一気にリスク回避の方向に向くため、急激な円高が引き起こされると考えています。
5月22日からの1週間もロシアゲートの影響で、リスク回避から大きく円高が進行しました。
イギリス・マンチェスターで起きたテロ事件の影響は限定的でした(被害者の方々にはお悔やみ申し上げます(。_ _))
先週の時点ではテクニカル的に見て、円安方向だろうと考えていましたが、全然外してしまいましたね・・・汗
今週はロシアゲート疑惑からのリスク回避の流れの一方向になると予想しています。
もちろん、もしこの疑惑が晴れれば、リスクオフからのドル買いになるのではないかと考えています。
6月は8日の英総選挙や、11・18日の仏国民議会選挙、そして13〜14日の米FOMCといった重要イベントが目白押しですが、最重要はロシアゲート疑惑だと思います。
ポンド円の相場予測&トレード戦略
現在は144.843S 5枚ホールドしている状況です。
フィボナッチの61.8%のポイントを経過した今、目先は50.0%となるでしょうか。ちょうどSMA50が重なろうとしています。
今のショートはこのあたりで利食いを考えています。
ただ、下値の堺はなくなっていると考えていますので、雲下割れの可能性もありえます。ロシアゲート疑惑の行方にもよりますが、雲下割れとなると長期戦略も考えないといけませんね。
豪ドル円の相場予測&トレード戦略
日足、時間足ともに雲下にある状況で、ロシアゲート疑惑のリスクがある今、ロングを建てるのは得策ではないと思うので、雲上になったとしても見送りを続けようと思います。
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