6月12日からの1週間の相場の予測と、私のトレード戦略を綴っていきます。
6月12日週注目のポイント
6月5日週のおさらい
まずは先週、注目のポイントとしていたものをおさらいしてみましょう。
- コミー前FBI長官証言
ロシアゲートに関するコミー前FBI長官の証言ですが、「トランプ大統領からの捜査中止指示と受け止めた」との曖昧な形で、ひとまずはトランプ大統領逃げ切りと見て良いのではないでしょうか。その結果、為替相場に大きな混乱・影響は見られませんでした。 - イギリス総選挙
イギリス国会議員を選ぶ総選挙が実施されました。メイ首相率いる保守党が第一党を確保しましたが、過半数を得ることができませんでした。そのため、メイ首相の求心力が定価していると見られ、今後のEU離脱交渉の足かせになってしまうかもしれません。これに対してポンド売りが加速しました。ポンド円では1時間で300pipsも下落となりました。
政治イベントは為替相場に大きな影響を与えます。
私はそのリスクを考慮して、先週の後半はトレードを見送りました。運が良ければ大儲けができますが、失敗すれば大きな損失は免れません。
FXで稼ぐためには、「儲けること」より「負けないこと」を意識しなければダメですよ☆-(´>ω・`)b
6月12日週のポイント
一番の注目は6月11日に行われるフランス総選挙でしょう。
現在のフランス大統領はマクロン氏ですが、彼は大政党の出身ではありません。
現在フランス国民議会は社会党が第一党、それに共和党が続きます。マクロン氏は自らの政党、「前進!」を組織しましたが現状ではゼロ議席です。
マクロン大統領が組織した「前進!」は大量の候補者を今回の選挙に送り込んでいます。投票意向調査会社の予想では、「前進!」が65%の375議席を獲得して圧勝すると言われています。仮にそうならなかった場合でも、歴史的にフランスの大統領は議会に自分の支持基盤が無い場合でも国政を運営することが出来ていたようです。
私が今回の選挙で注目すべきと考えているのは、「反EU派の政党がどれだけ議席を獲得するのか?」ということ。
ルペン氏の国民戦線、メランション氏の左翼党が多くの議席を獲得する事態が起きれば、ユーロ売り(多分ポンドも売り)が加速するのではないかと考えています。
※フランス大統領選挙の見方を書いています、この辺の考え方が参考になるかと思います。
6月12日週のトレード戦略
6月12日週のポンド円トレード戦略
英総選挙の結果を受けてポンド円の売りが加速した金曜日。安値から戻してはいますが、日足で雲下に出てきたことは今後もこのトレンドが継続すると考えています。
時間足でダブルボトムを付けて、ゆっくりと戻している状況ではありますが、
基本はショート
という戦略でいこうと思います。
とはいえ、フランス総選挙の結果とそれを受けての相場で臨機応変に臨む必要がありそうですが、、、
6月12日週の豪ドル円トレード戦略
綺麗な上昇トレンドを作っています。
政治イベントの多かった先週、リスクを避けてトレードしなかったのはありますが、この波に乗れなかったのはちょっと痛い。
今週はこのトレンドが継続するものと考えて、
押し目買い→成功したらキープ
の方針で臨もうと思います。
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