今回は業者選びの大事なポイントを紹介していきますよ!
「FXを始めたいけど、取引業者はどこを選べばいいのか分からない」毎年毎年、FX業者は新しいところも出て来れば、撤退していく業者もあります。
既にFXを行っている人も、これからFXを始めようという人も業者選びが常にテーマになっている人も多いかと思います。
「既にFXを行っているけど、もっといい業者はないかな」…などなど
宣伝文句に騙されないて、残念なFX業者を選ばないように、本当に良いFX業者とはどこなのか。今回は私流の業者の選び方とその理由を説明しようと思います。
業者選びの1番のポイントは業者の信頼性
ズバリ、業者選びにおける最も重要なポイントはその業者の企業としての信頼性です。スリッページがない、スプレッド幅が小さい、取引システムが使いやすい、独自のシグナルサービスが提供されている、講師のセミナーがいいetc…
はっきり言って、そんなものどうでもいいです!
FX業者を選ぶポイントとして、私がもっとも重要と考えているのは、
FX業者の信頼性、以上!
本当にこれに勝るものはありません。
私は取引システムなんてMT4しか使わないし、情報提供にしたってとりあえず口座開けておけば情報得ることはできますからね。
では信頼できるFX業者はどんなところなのか?それを見極めるポイントは4つです!
FX業者の信頼性を見極める4つのポイント |
倒産しなさそう
FX業者は倒産なんてしないって思ってたりしませんか?
企業がFX事業に参入するなんてのは結構あって、業者同士の競争もあって、最終的に利益が出せずに倒産してしまうFX業者というのは結構あるんですよ!
顧客の資金を信託管理しているから安全なわけではない
国内のFX業者は信託保全が義務付けられています。信託保全とは顧客から預かった資金をFX業者の資産とは別に第三者(銀行など)に管理を委託するというもの。
これにより、FX業者が破綻したとしても顧客の資金は守られるというものです。
日本のFX業者はほとんど全て完全信託といって、顧客から預かった資金を第3者である金融機関に預けていますが、だからといって私たちの資金が完全に安全だとは限りません。
FX業者が破綻した場合に顧客の資金は簡単に返ってこないんです!(いずれは戻ってくるはずですが、返還までにかなりの時間が掛かってしまいます)
そもそも論で、倒産しない業者を選ぶ
そこで、そもそも破綻しないような、潰れないようなFX業者を選ぶようにしましょう。まともなFX業者は財務情報を開示しています。それを見て、経営状況が良いかどうか判断しましょう。
チェック項目として最も注意して見るべきは自己資本比率です。
金融庁に届け出ている国内業者は以下のルールを守らなければなりません。
- 140%を下回った場合、金融庁に届け出が必要
- 120%を下回った場合、業務改善命令(新規の口座受付停止)
- 100%を下回った場合、3ヶ月以下の業務停止命令もしくは登録取り消し
財務状況を見るよりこちらを見る方が一発で分かります。
海外FX業者を利用する場合には入念なチェックを!
特に海外FX業者を利用する場合にはここは要チェックです。海外FX業者の中には日本のFX取引のルール無視で営業を行っているところもあり、そうした所はレバレッジが1000倍とか日本のFX業者にはないメリットがあります。
しかし、信託保全など日本のルールには則っていないし、やり取りも英語が主流になります。もしトラブルがあっても泣き寝入りしていまうケースが多々あるようです。FX業者が倒産した際には預けてある資金は返ってこないと思ってしまった方がいいでしょう。
そのため、海外FX業者を利用する際には財務状況をしっかり確認して、倒産しないような業者を選ぶようにしましょう。
払い戻しに遅延がない
日本のFX業者である程度名の知れているところであれば問題はないのですが、注意したいのは、、、
- 海外FX業者
- 日本の業者でも金融庁に届け出をしていないマイナーな所
です。
海外FX業者
海外のFX業者はサイトに広告などを出している業者であっても、出金トラブルがあったりします。XMなどの有名な海外FX業者の出金トラブルは実は手続き上の問題だったりするのですが(私はメイン口座でXMを使っていますが出金トラブルはない)、中には創立されて間もないようなFX業者である場合には経営状況の問題などから出金を拒否されるケースもあるようです。
出金トラブルがあるのか、ないのか、確認する一番の手立ては、
ズバリ「2ちゃんねる」「Twitter」です。
2ちゃんねるの市況実況2の掲示板はFX中心の板となっていて、一般トレーダーが書き込みを行っています。彼らの使ってみての感想を調べてみるとよく分かるでしょう。
またTwitterも一般トレーダーが思うままにつぶやきを投稿しているので、海外FX業者の名前を検索して出金トラブルがないのか確認してみましょう。
日本の業者で金融庁に届け出をしていないマイナーな所
ニュースでも度々取り上げられることがあるのが、すっごいマイナーなFX取引業者による横領詐欺の事件です。
顧客から預かった資金を横領して、投資を行っていないというもの。
日本の業者でもこうした事件を起こしているのです!
私はこういう事件を聞く度になぜそんな所に出資したんだろう?と疑問に思います。
基本的に聞いたこともないような業者が告発されていますしね・・・
確かにブログやTwitterをやっていると怪しげな人から「投資しませんか?」との連絡を頂くこともあります。基本的にそういった話は無視です。
自分のメールアカウント、Twitterのダイレクトメッセージで来る投資話は基本無視するようにしましょう。まともなルートで顧客が集められない、まともなところに広告が出せないとなると、それはつまりまともな業者ではないという事。
こうした業者の評判を確認しようとしても、利用している人はそもそも少ないですし、既に口座を開いて出資している人は「まともな業者」だと信じているので、2ちゃんねるなどの掲示板にも良い評判しか書かないですからね。
自分で少額だけ入金して出金してみる
出金に関しては自分で入金してすぐに出金してみて、その対応をしてくれるのか様子を見てみるといいと思います。
いきなり20万円とか30万円を入金して、トレードを開始しないことですね。
1万円とか少額を入金して、それを引き出せるのか様子を見るといいと思います。キャンペーンの関係で全額即時で引き出せなければその半分でもいいです。
問い合わせ対応が迅速
使っている業者が問い合わせに対して素早く対応してくれるのかということも重要なポイントの一つとなります。
メールでの問い合わせであれば平日24時間以内に返してくれるのか、という所を私はチェックをしています。口座を開く前に問い合わせてもちゃんと返してくれるのかをしっかりと見ておいた方がいいでしょう。
一般トレーダーからの評判がいい
一般トレーダーからの評判も大切なポイントの一つです。一般というのは自分のお金を投じているリアルなトレーダーのことで、こういった人たちからの評判がいい業者を選ぶのが良いという事です。
FX業者の比較とか、トレーダーによってはブログでお勧めの口座を紹介しているものがあったりしますが、そういったものはアフィリエイト目的だということを知っておきましょう。
一般トレーダーの声を聞くのに最も良い方法はやはりここでも2ch、Twitterです。
ただTwitterでトレーダーの声を聞こうにも、つぶやきで広告掲載を行っているユーザーも多いので、その点は注意が必要です。
一方、2ちゃんねるとなれば、アフィリエイターは忌み嫌われるので(笑)、広告リンクを掲載しようものなら締め出されるので、安心して一般トレーダーの声を聞くことができます。
FX業者の比較、お勧めFX業者の紹介は広告収入が目的
FX業者の比較を行うホームページやトレーダーのブログでもFXのお勧め業者を紹介しているものを見た事がある人は多いでしょう。
私も勉強目的でFX関連のワードで検索するとそうしたFX業者の紹介ばかり行っているホームページに辿り着きます。
こういったホームページは中には有益な情報やまっとうな事を言っているところもありますが、そのほとんどはFX業者の紹介のインセンティブを受け取る、アフィリエイトが目的なんです。
アフィリエイトが目的なのは別に悪くはありません。私も広告やらお勧め口座の紹介を行っていますしね(笑)
問題なのはFXをやっていない人がFX業者の紹介だけを行っている、FXでろくに稼げてもいないのに「ここの口座は勝ちやすい」と言っている事が問題なのです。
さらに問題なのは、お勧め順位の比較を紹介報酬によって評価を捻じ曲げているという事です。
紹介されているFX業者でトレードを行ったことのある人なら、
「おいおい、それはないだろう」とツッコミを入れたくなるところも結構あります(笑)
FX系の広告はアフィリエイトで成功報酬がとても高いのです。ホームページやブログで広告を掲載して、その広告経由で口座開設が成立した場合、1万円弱の報酬がもらえるのです。
ホームページ制作に詳しい人はその報酬に食いついてくるのです。そのため口座開設を斡旋するホームページが多くなってしまうのです。
大事なのは日本最大の掲示板2ちゃんねるで一般のトレーダーの評判を確認するということです。2chではアフィリエイトは嫌われるのでそういった書き込みは速攻で削除されますし、ピュアなユーザーのコメントが見られますので、安心して参考にできます。
こんなポイントでFX業者を選ぶのはダメ
ここまでは正しいFX業者の選び方、良いFX業者の見極め方を紹介してきました。
ここからはこんなポイントでFX業者を選んではダメというポイントを紹介します。
逆に次のようなポイントでお勧め業者を紹介しているホームページ・ブログは、上で書いたアフィリエイト目的のホームページ・ブログなので、信じ込まないようにしましょう(笑)
“システムがいい”だけで選ぶのはダメ
FXは業者によって提供されているチャートも違えば、スプレッド、スリッページがどれくらいあるのかが変わってきます。
ただこうしたもの、システムだけで業者を選んではダメという事です。
業者独自のシステムに慣れて、それありきでトレードを考えたり、「そのシステムじゃないと取引できない」なんて事にならないようにしましょう。私は、唯一、「両建てができる事」のみを条件としています。
FXというのは一般に取引できるようになったのはここ十数年の事です。FX業者の顔ぶれも年々変わります。いつも使っていた業者がFXから撤退とか、業者が倒産することを想像して見て下さい。FX業者の撤退、倒産なんていつでも起こり得ます。
そんな時に「あの業者のチャートがなかったら取引できない」「あのスプレッド、スリッページじゃないと取引できない」なんてことになってしまいます。FX業者なんていうのは、「あっちがダメなら、こっちにしよう」といった形で、簡単に乗り換えられるくらいでいいのです。
私がMT4で取引するように推薦しているのはこういう理由もあるんですよ☆
世界中でFXのトレードといったらMT4を使うというのはもはやスタンダード。その中で業者独自の取引システムを使い、それに依存するようなのは危ない綱渡りのようにしか思えません。
しかも、一概には言えませんが、業者オリジナルの取引ツールでしかトレードできないのはOTC方式が多く、MT4で取引可能なのはNDD方式を採用していることが多いです。
OTC方式はいわゆる鵜呑み屋。トレーダーの注文がディーラーを介してインターバンクに届けられるシステムなので、トレーダーの注文が実際に入っていない可能性もあります。OTC方式ではトレーダーが負ける程、FX業者が儲かる仕組みになっているため、儲け過ぎのトレーダーをわざと負かすために値を作為的に操作して、そのトレーダーのストップを掛けるストップ狩りを行うこともあります。値段を操作するためにMT4といった共通システムを使わず業者オリジナルのツールを使わせるのです。
一方、NDD方式はトレーダーの注文が直にインターバンクに届けられるというものです。FX業者は単なる仲介でディーラーの介入がありません。そのためトレードシステムとして中立的で導入も容易なMT4を導入するところが多いのです。NDD方式ではスプレッドが業者の儲けとなるため、OTC方式に比べるとスプレッドが広くなりがちです。
しかし、公平な取引ができるのはNDD方式です。私はNDD方式を採用していて、MT4が使える業者を選ぶことをお勧めします。
日本国内のFX業者ではOTC方式が主流で、海外FX業者ではNDD方式が主流となっています。日本においてはNDDはレアケースなので、公式HPにいくとNDDであることが明記されていることが多いので、是非注目してみてください。
アナリストで選んでもダメ
FX業者にはそれぞれお抱えのアナリストがいます。そのアナリストが日々、為替の予測や情報を提供してくれます。
使い方によっては便利なのですが、そのアナリストでFX業者を選んでもダメなのです。
そもそも、アナリストって信用できますか?
いつもそれっぽい事は言うけれど、結局はあの人らもどっちに動くのか分かってないんだと思います。たまに上がるか、下がるかの予想をして、外れたら「市場は織り込み済みで・・・」なんて言うんですよ(笑)
アナリストは経済情勢には詳しいと思いますが、トレードについては素人だと思った方がいいです。ただ、私の私見ですが、小林芳彦さんだけは唯一信ぴょう性があると思っています。
ここでアナリストを信用してはいけないという事を裏付ける、相場師の名言を送ります。
「散髪が必要かどうかは床屋に聞いちゃいけない」
by ウォーレン・バフェット
美容室とか床屋に行って、「髪を切った方がいいですか?」なんて聞いても、当然イエスの答えが返ってきますよね。
FX業者というのは、私達がトレードする通貨のスプレッドで儲けているのです。OTC方式を採用している業者の中にはトレーダーが負けることで儲けているFX業者もいます。いずれにしてもトレーダーが注文を出さないことには、トレードをしないことにはFX業者は儲かりません。FX業者お抱えのアナリストの給与も当然そこから出ているのです。取引すればするほど、彼らは儲かるのです。
なのでアナリストからすれば、私たちにどんどんトレードして欲しいのです。注文を出して欲しいのです。だから彼らはトレードを促す言葉を送ってくるのです。めちゃくちゃな荒れ相場で、普通ならトレードを控えたほうが良さそうな場面でも「ここがチャンス!」とか言うんですよ(笑い
ウォーレン・バフェットの言葉は「そんな人たちの話を聞いてはいけませんよ」っていう名言です。
FX業者選びに関しても、そんな人たちの存在だけで決めてしまってはダメなのです。
FX業者選びは慎重に
今回は私のFX業者選びの観点を紹介しました。
FX業者選びは、トレードを成功させるためのパートナー選びです。パートナーが本当に信頼できるかは慎重に考えましょう。
「今口座開設すると◯◯がもらえる」的な表面の特典に騙されてもいけませんよ(笑)
トレードで利益を出すのはあなた自身
FXトレードで利益を出すのは、あなたの技術と経験なのです。
「こっちの業者ではダメだけど、あっちの業者では儲かる」なんてことは、絶対にありえません。もしあったら、それは単なる偶然です。
「弘法筆を選ばず」
同じように、トレードが上手い人はどの業者を使っても利益を出せると思います。私も、まだまだ精進が必要で、もっと上手くなりたいと思っていますが、業者を変えても利益を出せる自信があります。
FX業者は信頼できる会社かどうかで選んで、あとは儲けるために自分のトレードテクニックを磨くようにしていきましょう!
それが勝ち組トレーダーへの近道なのです(๑•̀ㅂ•́)و✧
Bettyが実際に使うお勧めのFX業者
(2016年5月7日追加)
Bettyが使っている業者を教えてほしいというお声を多く頂くのを受けて、私の使っている業者を下記ページで紹介しています。
https://fx-kawase.site/wp/account/recommendation
もしよろしければご参考にして下さい!
コメント