海外FX業者を選ぶ理由を説明していきます

突然ですが、みなさんはFX業者はどこを使っていますか?

私はかつてはヒロセ通商という日本のFX業者をメインで使っていましたが、今はXMという海外FX業者をメインで使っています。

ヒロセ通商はニュース配信が優れているので、情報収集の目的でも口座は開いたままにしております。

日本国内のFX業者も数多くサービスも豊富な中で、何故わたしが海外FX業者を選んでいるのか。今回は海外FXを選ぶべき理由を紹介していきます!

私はFXトレード歴が8年ほどになります。

かつては国内FX業者を使っていましたが、今では海外FX業者をメイン口座として使っています。

海外FX業者と聞くと、

「出金できない」

「口座凍結された」

「トラブル対応が非常に遅い」

といった悪い評判が少なからず聞かれます。

確かに素性がよく分からない海外FX業者を利用すればそうしたリスクもあります。

海外FX業者のリスクをまとめた記事も書いているので、よければそちらもご参考にして頂ければと思います。

https://fx-kawase.site/trade-theory/demerit_of_foreign_fx_company

とは言え、優良な海外FX業者もたくさんあり、出金拒否などのトラブルがないところを使えば国内FX業者にはない大きなアドバンテージを得られることになります。

私は海外FX業者のリスクを十分に理解した上で、海外FX業者のアドバンテージが魅力的なので、メイン口座としてXMを利用しています。

XMの特徴をまとめた記事はコチラです。

https://fx-kawase.site/account/xm

今回はなぜ私が海外FX業者を推しているのかを解説致します。

Contents

Bettyが海外FX業者をメイン口座としている3つの理由

私がメイン口座として海外FX業者のXMを選んでいる理由を解説をしていきます。

XMを始めとした海外FX業者には日本国内FX業者にはない魅力がたくさんあるので、それを紹介していきます。

1.ハイレバレッジの取引が可能

日本のFX業者はレバレッジが最大25倍までと定められています。

これは金融庁が定める規約に従わないと日本でFX取り扱い業ができないからなんです。

なので国内FX業者は最大レバレッジを25倍までにしか設定できないのです。

しかし、海外FX業者は日本に拠点がないため金融庁の取り決めに従う必要がありません。

そのためレバレッジはほぼ自由に設定することができます。

レバレッジが400倍とかいうのもザラにありますし、私がメインで使っているXMは最大888倍です。

かつては日本でも最大レバレッジ400倍とかハイレバレッジでの取引が可能だったのですが、2010年に投資家保護を名目に最大レバレッジが25倍までと金融庁が定めました。

それを機に多くのFXトレーダーが海外業者に逃れていってしまったのを記憶しています。

ハイレバレッジ=危険

みたいに思われる方もいらっしゃいますが、一概にハイレバが危険とは言い切れません。

口座への入金額が少なくて済むという大きなメリットが得られます。

例えばドル円を1万通貨取引する場合を想定してみましょう。
ドル円のレートが100円だと想定した場合、

  • 日本のFX業者の場合
    100円✕10,000通貨÷レバレッジ25倍=【必要額】40,000円
  • 海外FX業者の場合(レバレッジ888倍を想定)
    100円✕10,000通貨÷レバレッジ888倍=【必要額】1,126円

このように口座に入金する資金がレバレッジが高い方が圧倒的に少なくなります。
レバレッジが高く、必要資金が少ないと次のような場合にメリットが受けられます。

【ハイレバレッジのメリット】

  • ある通貨ペアでポジションを立てている時に、別の通貨ペアでチャンスが訪れた際にも取引ができる
  • FX業者が倒産した際に口座資金が返還されなかった場合にも損失が少ない

ただし急激な為替変動が起きた際に預けている資金以上の損失が出る場合があります。

この時にハイレバレッジであると、預け入れ資金以上のマイナスを抱える可能性が高いというもの。

要は追証となった時の請求額がハイレバの方が高くなってしまうのです。

よくよく考えてみればトレード枚数が同じであればレバレッジが高かろうが、低かろうが、負けた時の損失は同じな訳です

例えばスイスフランショックの例を挙げてみましょう。

スイスフランショックでは値が一気に吹っ飛びました

2015年1月15日にスイスの中央銀行が為替介入に対する方針を180度転換したことで、スイスフランの価値が一気に落ちました。この時のスイスフランvs円のチャートを見ると実に11円も値が上がっています。

この時はどこのFX業者もストップやロスカットなどの自動売買システムが麻痺してしまいました。

この時に1万通貨スイスフランをショートしていた場合、どうなったのか国内FX業者と海外FX業者で比較してみましょう。

  • 国内FX業者の場合
    まず1万通貨のショートのためには、
    121円✕10,000通貨÷レバレッジ25倍=48,400円の入金が必要となります。その金額を入金してスイスフランショックでロスカットを喰らった場合、
    120.788S →131.767 -1,098.9pips
    金額にすると-109,890円となります。口座資金48,400円に対して-109,890円なので、差額の61,490円を業者に追加で支払わなければならい、追証(おいしょう)が発生します。
  • 海外FX業者(XM)の場合
    1万通貨のショートのためには、
    121円✕10,000通貨÷レバレッジ888倍=1,362円の入金が必要となります。この金額を口座に残してスイスフランショックでロスカットを食らうと国内FX業者と同じ109,890円のマイナスとなります。口座資金から差し引くと、108,528円を業者に追加で支払わなければなるのです。

このようにレバレッジ25倍にしても、レバレッジ888倍のハイレバにしても、自身の損失は-109,890円ということで変わりはありません。

ハイレバレッジだと値が吹っ飛ぶような急激な為替変動の際に、口座資金に対して大きな大きな損失を抱える可能性があるというもの。同じ枚数であれば損失額は変わりありません。

ただし、海外FX業者の多くの場合は次に紹介するゼロカット制度というものがあるので、口座資金以上のマイナスが出ても、追加での支払い義務(追証)は生じません。

2.ゼロカット制度(追証なし)

海外FX業者を利用するメリットでハイレバレッジに対応しているという事以外にゼロカットという制度もあります。

ゼロカット制度(追証なし)とは預け入れの資金以上の損失が生じた際に、マイナス分はゼロに精算するというものです。

通常、急激な為替変動が起こった際には預けている証拠金以上の損失が生じることがあります。

一般的には国内FX業者も海外FX業者も預け入れ資金が通貨ペアの必要証拠金の何パーセントになったら強制的に決済が実施されるというロスカットがありますが、ロスカットも機能しないような急激な為替変動が起きた際には必要証拠金以上の損失が生じる事があります。

例えば上でスイスフランショックについて取り上げましたが、こちらの例で解説してみましょう。

スイスフランショックでは値が一気に吹っ飛びました

証拠金を5万円入れて、120.788でショートを1枚(1万通貨)入れていた場合、ヒロセ通商であれば通常、有効比率が100%を割った時点で強制決済(ロスカット)されます。単純計算で必要証拠金が48,400円となるので、16pipsの逆行でロスカットが入ります。

しかし、このように値が一気に吹っ飛ぶような相場(=フラッシュクラッシュ)では自動的に入るロスカットが機能しません。つまり預け入れしている資金以上の損失が生まれてしまうのです。

120.788で入れたショートが131.767になった時点で決済がされたとすると、-1,098.9pips、金額にすると109,890円の損失となります。

口座資金が5万円なので、
50,000 – 109,890 = -59,890

59,890円をFX取引業者に追加で支払わなければならなくなります。当然取引額が多ければそれに伴って必要証拠金以上の損失も大きくなります。

預け入れの資金以上の損失が生じて、口座残高がマイナスとなった場合にはFX業者にマイナス分を追加で支払う必要があります。これが追証と呼ばれるものです。

取引していないのにお金をただ払うだけって悲しいですよね。

現にスイスフランショックやBRIXITショックの際には資金が何倍にもなったラッキーな人がいる反面、資金以上の損失が生まれて途方に暮れてしまう人も沢山いたようです。

しかし、海外FX業者でゼロカットを約束しているところは、急激な為替変動で資金がマイナスとなっても、マイナス分は切り捨てとなります。つまり追証がないのです。

これは投資家サイドにとっては大きなメリット以外の何物でもなく、投資家を負債から守る究極のシステムとも言えるでしょう。

 上の例で言えば-59,890円はFX業者が負担してくれて、口座資金は0円となるのです。

一方、業者側にとってこれは不利な条件でしかありません。投資家が負った損失をFX業者が補填するというものですからね。

実際にスイスフランショックの際にはアルパリという老舗FX業者が破綻してしまいました。スイスフランショックの急激な為替変動で起きてしまった負債をゼロカットで肩代わりした影響だと言われています。

ゼロカットはともすると利用するFX業者が潰れてしまうというリスクが生じる反面、投資家は預け入れの資金以上の負債を負わなくて済むのです。

ポンド関連のフラッシュショック(2016年10月23日追加)

10月にポンド円の瞬間的な急落(フラッシュショック)が起こりました。

参考記事:

https://fx-kawase.site/trade-theory/how_to_deal_with_flash_crash

Twitterや2ちゃんねるでは国内FX業者を使っている方では追証で大きな損失を被った人がたくさんいます。

ポンドドルのフラッシュクラッシュは一瞬で600pipsも下落した

ポンドドルでは一瞬で600pipsもの下落が起こりました。

ポンド円では一瞬で700pipsもの下落が起こりました

ポンド円では一瞬で700pipsの下落です。

日本のFX業者で10万円入金してポンド円をロングしていた場合、-14万円の損失を被り、入金額との差額4万円の追証が発生してしまう計算になります。

100万円の入金なら40万円の追証ですよ!

もちろんストップを入れていたとしても、フラッシュショックの際は機能しません。

追証が発生しないゼロカットがいかに素晴らしい制度かお分かり頂けたかなと思います。これは海外FX業者でしか得られないとてつもないアドバンテージなのです。

私がメインで使っているXMにもゼロカットが有効です。

今なら口座開設で3,000円のボーナスが貰えるので、無料で取引が開始できます。リスクゼロで取引が開始できるんです!

3.NDD方式による透明性の高いトレード

FXの注文方法は大きく2種類の注文方法があります。

  • OTC方式(オーバー・ザ・カウンター方式)
    トレーダーの注文がインターバンクに届くまでにディーラーが介する方式
  • NDD方式(ノンディーリング・デスク方式)
    トレーダーの注文が直接インターバンクに届く方式

OTC方式

日本国内FX業者の多くはOTC方式を採用しています。トレーダーの注文がディーラーによって処理された後にインターバンクに行くような形なります。表示されているレートは業者オリジナルのレートになるので、インターバンクが国際的に表示している価格とは違っている可能性もあります。

OTC方式はトレーダーの注文をディーラーが処理をするので、実際にはFX業者がインターバンクに注文を通していない可能性もあるのです。

つまり受けた注文を業者内で留めておいて、そこでのトレーダーの利益は業者が支払い、トレーダーの損失は業者の利益となるのです。そうなるとFX業者としてはトレーダーにどんどん負けて欲しいのです。

そうなってくると、FX業者はトレーダーに不利なレートを表示したり、儲け過ぎた口座はいちゃもんつけて凍結したりなど、公平な取引ができていない可能性が高いのです。

またレートが業者オリジナルのレートなので、特定の業者だけ他の業者とは違う異常値が表示されることもあります。中にはレートだけ操作してトレーダーのストップをわざと付けに行くように操作をする、ストップ狩りを行う業者もいます。

NDD方式

海外FX業者の多くがNDD方式を採用しています。これはトレーダーの注文を業者のシステムを通してそのままインターバンクへ流します。トレーダーとインターバンクの間にディーラーが挟まらない形です。

NDD方式で表示されている価格はインターバンクが提示する国際的に取引されているレートとなります。つまり透明性の高いトレードができるのです。

OTC方式との比較での欠点はスプレッドが若干広くなることです。これはNDD方式ではトレーダーの注文をインターバンクに直接流すので、業者はそのスプレッド差で利益を得るため、NDD方式ではスプレッド差が生まれてしまうのです。

逆にOTC方式はトレーダーの注文を抱き込んでしまうため、低スプレッドが実現できるのです。

ただ何と言っても透明性の高いトレードができるという点で、私はNDD方式を採用している海外FX業者を選択しますけどね。

海外FX業者を選ぶべき3つの理由・まとめ

いかがでしたでしょうか?海外FX業者はしっかりとした評判を得ている業者を使えば、日本国内業者よりも安心したトレードを行うことができます。

ここで海外FX業者を選ぶべき3つの理由をおさらいしてみましょう。

  1. ハイレバレッジでの取引が可能
    口座への入金額が少なくて済みますので、資金を分散して色んなトレードを行うことができます。
  2. ゼロカット制度(追証なし)
    急な為替変動で預け入れの資金以上のマイナスが生じたら、その分は業者が負担してくれます。
  3. NDD方式による透明性の高いトレード
    トレーダーの注文を直接インターバンクに流すので、レート操作やストップ狩りなどがない

以上の理由から私はメイン口座として海外FX業者のXMを選択しています。

※この記事を読まれた方は、ぜひ下記の記事も合わせて読んでみて下さい

https://fx-kawase.site/account/domestic-or-foreign

https://fx-kawase.site/trade-theory/demerit_of_foreign_fx_company

https://fx-kawase.site/trade-theory/foreign_fx_company_withdraw

https://fx-kawase.site/trade-theory/regulation-leverage

https://fx-kawase.site/account/kaigai-fx-beginner