FXで勝つため・儲けるために、絶対に必要な事の一つに「トレード残す」というものがあります。
このブログを立ち上げて、トレードに悩まれている方からの相談をメールで頂くことも多々ありますが、そこで話を聞いていくと、トレード記録を付けていないという方が結構多くいらっしゃいます。
私はトレードを始めて十分に勝てていない時期からトレード記録を残すということは当たり前の事だったので、それをしない事の方が驚きでした。
FXで儲けたいならトレード記録を残すことは必須です。
「トレード記録なんか付けずに勝ちたい」「トレード記録なんか面倒くさい」と思われる方、ハッキリ言いますがFXに向いていません。
今回はなぜトレード記録を残すのか、どのようにに付けていけば良いのかを説明してきます!
トレード記録を残す必要性
トレード記録を残す理由は3つあります。
- トレードルールを守り、感情をコントロールする
- 通貨ペアの動きの特徴を掴む
- 自分の勝ちパターンを知る
この3つがトレード記録を残す理由です。
トレードルールを守り、感情をコントロールする
FXで勝つにはトレードルールを守って、感情を廃して機械的なトレードを行わなければなりません。
「大きく動いてるからこの波には乗りたい」と自らのエントリーポイントではないのにエントリーしてしまったり、「最近負けてばかりだから、ここは絶対に勝ちたい」という気持ちが出てしまうトレードでは絶対に勝てません。
トレード記録にエントリーした根拠・背景の記録を残すことで、なぜ自分がそのポイントでエントリーしたのか、トレードをルールを守れているのか後で振り返って確認をすることができます。また「記録を残す」という事が下手なトレードはできないという自戒にも繋がります。
経験を積んだトレーダーでも失敗トレードは必ずやってしまいます。もっともFX始めたばかりの方は失敗トレードも多くなってしまうものです。
トレード記録にルールが守れていないトレードがどれくらいあるか、感情的なトレードをやってしまっていないか、そういったトレードを徹底的に排していくことが、失敗トレードを減らして勝ち組トレーダーに近づいていく事になります。
通貨ペアの動きの特徴を掴む
FXで差額を取っていくためには通貨ペアの動きの特徴を知ることが必要です。
例えばドル円では一目均衡表の先行スパンに値が触れると反発しやすいとか、ポンド円ではダブルトップは効くけどダブルボトムは効かないとか(これらはあくまで例えです)、通貨ごとに動き方の傾向が違います。
通貨ペアの動きの特徴をしれば、ここでエントリーする、ここはエントリーしない、などのエントリー判断に使えます。
こういった通貨ペアによる動きの傾向を学ぶための材料をストックできるのがトレード記録なのです。
ポンド円の1時間足のものであれば、私のトレード報告日記を参考にしてもらえれば良いかと思いますが、他の通貨ペアや時間足のものはご自身でトレード記録を書いていき、動きの特徴を掴むようにしていきましょう。
自分の勝ちパターンを知る
トレードをしていると得意な相場、苦手な相場というのが出てきます。これはトレーダーなら誰でも必ずあるものです。
分かりやすく、大きなところで分けるなら、ロングが得意、ショートが得意といった形です。「ロングは結構取れるんだけど、ショートはうまく勝てない」というようなもの。
その逆パターンの方もいます。
ちなみに私はロングよりショートが得意です。
もっと細かく分けていけば、「三尊は得意でこの形になったら絶対に取れる」とか「雲下相場の戻りでショート入れば勝てる」とか、自分がこの形になると勝てる、差額が取れるというものが出てきます。
そういった得意な場面だけで勝負すれば儲けやすくなります。
逆に「ダブルボトムでは失敗してばっかだ〜」とか「トレンドラインでは取れた試しがない」とか苦手なパターンが分かれば、そこで勝負しなければいいのです。
そうすれば損失を抑えられるでしょ。
自分のトレードを記録していけば、自分の勝ちパターン(得意パターン)・負けパターン(苦手パターン)を知ることができます。
「得意な場面でだけ勝負をして、苦手な場面はエントリーを見送る」、勝ち組トレーダーは皆これが出来ています。負け組、儲けられていないトレーダーはそれらを知らずに、苦手な場面でも勝負をしてしまっているから、損失が重んでしまうのです。
自分が儲けられる場面を知るという点でもトレード記録を付けることは非常に大事なのです。
トレード記録の付け方
ここまでトレード記録の重要性を解説をして参りました。
しかし「トレード記録が重要なのは分かったけれども、どうやって付ければいいのか分からない」という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、私、Bettyのトレード記録の付け方を公開致します。
Betty流トレード記録の付け方
私はチャートはMT4で見ているので、エントリーしたらその値の所にラインを入れます。
ロングならアクア色、ショートならライム色のラインを引きます。
ストップは赤色、利食いは白いラインで表しています。
指値・逆指値の状態なら破線、注文成立しなら実線にします。
注文成立したらその時間を矢印で指しています。
このチャートをスクリーンショットで撮ってExcelに貼ります。
Excelにはエントリーした値段とエントリー枚数、そして何故そこでエントリーしたのかの根拠を書くようにします。
使うソフトはExcelでもNuberでもパワポでも何でも良いです。キャプチャと注文の値段、枚数、根拠が書き込めればそれでOKです。
自分に合ったトレード日誌の付け方を身につけよう
トレード記録の付け方は人それぞれあるかと思います。それでも以下の情報は必ず入れるようにしましょう。
- チャート写真
- エントリーした値段、損切りした値段、利確した値段
- エントリー、損切り、利確した根拠と背景
大事なのはあれこれ書き過ぎないことです。
私のようにブログで公開するならともかく、自分用の記録であればシンプルでもいいでしょう。
ありがちなのは最初だけ指標の結果だったり、値動きを根拠を分析しようとしたり、長々と長文を書いてしまい、段々めんどくさくなって、トレード記録を付けること自体をやめてしまうというもの。
それでは意味がないので、トレード記録を続けられるように不要な情報は書き込まずに、シンプルな形でサクッと書いていきましょう。
あと敗因の分析というのもよくやってしまいがちですが、これも要りません。トレードルールを守っても負けはあって当たり前ですから。
トレードルールに反したことや感情任せのトレードをやってしまった時に、勝ったとしても負けたとしてもそれを自戒の念とともに書き込みましょう。それだけでホント十分です。
勝ち組になりたいなら、トレード記録は絶対に残していきましょうね(๑•̀ㅂ•́)و✧
※この記事を読まれた方は、次の記事も合わせて読んでみて下さい
コメント