10月22日の衆議院選挙の日が迫ってまいりました。
政治の動向は為替の行方に大きな影響を及ぼすので、選挙の結果は大注目ですね。
そこで今回は2017年衆議院選挙と為替の行方を予想していきます。
※政治について、私は素人同然なので選挙の予想はあてにしないで下さい(笑)
衆議院選挙の結果と為替の行方の予想
ズバリ核心部分から書きます。
自民党勝利で緩やかな円安トレンドとなると予想
あくまで個人的な予想ですので、責任は一切負いません。
最終的な投資判断はご自身の責任においてされるようお願いします。
選挙結果予想の背景
世論調査でも分かりますが、10月17日時点の情勢では自民党が圧倒的な優勢。
野党は軒並み政策、信念みたいなものがないため、苦戦するのではないかと読んでいます。
基本的に「打倒安倍政権!」を掲げて、森友・加計学園問題を取り上げるけれど、政権取ったら何をしてくれるのかが見えないんですよね。
また今回の選挙で争点で為替に大きな影響を及ぼしそうなのが「外交」。
北朝鮮情勢が不安定な中で、諸外国と共同で対策を検討していかなければならない。
それの外交を担えるのが自民党しかいないと考えています。
そして経済政策。
リーマンショック以降、民主党政権時代に落ち込んでいた経済を現在に至るまで立て直した安倍政権の功績は大きい。
ニュースでも報道があったように、20代の若者層は特にこの部分を評価しています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00010002-binsider-bus_all
金融緩和によって経済が活発化、就活生にとってバブル期を凌ぐほどの売り手市場が出来上がっています。
リーマンショック~民主政権時代の就職難だったころの先輩の姿を見て、自民党が立て直してくれて良かったと思っています。
私自身もこの恩恵を受けていますし、きっと同世代の多くがこの功績を評価しているのではないでしょうか。
他にも憲法改正や消費増税とその用途など様々な論点がありますが、上記2点を踏まえて自民党が勝利するのではないかと考えています。
※政治は素人なので、考察が浅くてスミマセン
選挙結果を受けた為替の行方
自民党が勝利するとなると、金融緩和と外交・防衛の2つの観点から円安になるものと考えられます。
まず自民党は基本的にビジネス活性化寄り。
金融緩和・経済活発化に期待を込められて、対外投資を含めた投資活動が積極的になり円安が引き起こされるのではないかと思います。
外交・防衛についても同様です。
北朝鮮の緊張が高まっている現状では対外投資が控えられているのではないかと考えています。
外交・防衛が為替に与える影響については以前の記事で書いておりますので、こちらもご参考にしてみて下さい。
https://fx-kawase.site/wp/trade-theory/north_korea_war
まともに外交・防衛を任せられるのは自民党しかありません。
自民党が勝利すれば、北朝鮮情勢について若干の安心感が表れて、リスクオンから対外投資が行われるのではないかと思います。
逆に野党が議席を多く獲得した場合は、外交・防衛に対する不安から海外に投資されていた資金が回収されて急激な円高が引き起こる可能性があります。
自民党が勝利することで金融緩和と外交・防衛の2点から円安トレンドになると思います。
しかし、2012年のときのように急激なものではなく、緩やかなものになるのではないかと思います。ドル円やクロス円において急騰は期待できないということです。
なぜなら今回の自民党勝利はファンドや投資家、アナリストたちも規定路線と捉えている可能性が高いからです。
要は「折り込み済み」というやつです。
円安に触れる場合、急騰ということはないんじゃないかと思います。
週明け10月23日の相場もドル円でせいぜい1円値上がりすれば良い方ではないでしょうか。
仮に野党が議席を獲得することになれば、予想外の展開から急激な円高、ドル円・クロス円での急落に繋がる可能性があります。
ただ各メディアが行う世論調査を見てもその可能性は低いと思います。
2017年衆議院選挙と為替の行方予想のまとめ
再度、私の考えをまとめておきます。
自民党勝利により、緩やかな円安トレンドとなる
たびたびですが、これは副業トレーダーによる素人の予想なので、これに従って売買をして損失を被ったとしても私は一切責任を負いません。
投資判断は自己責任においてなさるようお願いします。
選挙も為替も一寸先は闇で、何が起きるのか分かりません。
リスク回避の観点から選挙前後のトレードを避けるのも一つの手段です。
もしトレードをする場合、「追証を回避するために海外FX口座を使う」「国内FX口座ならレバレッジをうんと低くする」などの十分な対策をして臨むようにしましょう。
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