米朝首脳会談が為替相場に与える影響とは?

米朝首脳会談が6月12日に迫って参りました。

振り返れば、日程の調整段階に入ったものが、中止に動いたり、再度開催の流れになったり・・・

米朝首脳会談の行方と為替への影響を予想してみました。

米朝首脳会談が為替相場に与える影響とは?

為替への影響はノイズ程度!?

まず、アメリカの経済成長率や金融政策に影響を及ぼさないような政治ネタが為替相場に与える影響は限定的です。

米朝それぞれの目指す着地地点は、
アメリカ「核放棄」
北朝鮮「体制保障」

これが約束されれば、有事のリスクは後退したとみられて、一時的には円売り、ドルや欧州通貨が買われる形となるのではないでしょうか。

ご存知かと思いますが、有事の際は円買いとなります。

有事の円買いの仕組みは以前にもご説明しました。

https://fx-kawase.site/trade-theory/north_korea_war

「核放棄」という有事のリスクから離れれば、対外投資国である日本(と国内投資家)は円を売り、海外国債や株を買う流れとなるでしょう。

ただ何度も言いますが、この流れは限定的です。

経済情勢に大きな影響を与えないような政治ネタはノイズ程度で一瞬の出来事で終わるもの。

個人的には「そういったニュースに飛びつくトレーダーをファンド勢が狙っている」と思っています。

というのも、、、

6月7日時点のドル円日足チャート

イギリスのEU離脱決定後の最安値〜トランプ大統領当選後の最高値でサイクルラインを引いてみると、ちょうど今頃が一つの転換期を迎えています。

どっちとも取れる展開ですねけどね・・・^^;

北朝鮮の「核放棄」は予定調和

北朝鮮の「核放棄」の流れは予定調和だと欧米のトレーダーは捉えているような気がします。

過去にも北朝鮮は「核放棄」と引き換えに経済支援を引き出してきました。

今回もそのパターンが当てはまるのでは・・・
といった形で冷ややかな目で見ているトレーダーは多いのではないでしょうか。

それに飛びつく高値掴みのトレーダーを刈り取ろうというのが、欧米トレーダーの狙いかも知れません。

大規模な投資が発表されれば急騰も

アメリカは北朝鮮に対して大規模な投資がされるのかも・・・という憶測が飛んでいます。

これが米朝首脳会談で約束されれば、米ドルの買い要因になるかも知れません。

単なるノイズ程度の政治ネタではなく、米国経済成長率に大きな影響を与えるものになりますからね。

米国だけでなく、世界中の国と企業が北朝鮮に対する投資ができるので、ますます円を売って、外国債や外国株を買う要因となりえます。

ストップをしっかり掛けて臨むこと

大規模投資が発表されることを見越してロングを仕掛けるも良し、
高値掴みのストップ狩りを狙うファンド勢に乗っかるも良し、
いつも言っていることですが、ストップをしっかり掛けて臨みましょう!